義父
平成16年2月の初め 義父が亡くなった。
死んだ人の話し多いな(笑)
大正の終わり東京生まれ。
少年時代 ミッチーこと浅香光代さんにボクッ と呼ばれて剣劇を習っていたらしい。
舞台にも立ったとか立たないとか…?
根っからの遊び人で浅草辺りをフラフラしてたらしい。それがなぜ150km以上離れた所で暮らしていた義母と一緒になったのかはわからない。
義母もあちらの世界に逝ってしまってるし。
わたしは義父がほんとうに苦手だった。
家族を自分の思うようにしたがっていた。
義母に対しては特にそうだった。
そんな様子を見てきたのでこの世で1番
😖😣☹️だった。
当時うちにはお墓がなかった。
義父は自分がいつかこの世を去るなんてことは考えてもいなかったんだろうなー。
病院で余命宣告を受けた後
わたしの実家のお墓があるお寺さんに相談して
義父の49日法要までにお墓を作ることにした。
それまでは、わが家の居間に祭壇を作ってお骨を安置することになった。
そこでまた不思議な感覚があった。
早春の西陽があたるあたたかいところに作った祭壇の前にいると とっても安心できた。
おだやかな空気感。 当時小学生だった子どもたちも
にこにこしていた。
あんなにわがままし放題、仕事はさぼる、人の悪口は言う、外面はいい、おまけに借金まで残して逝った。
義父を知ってる人は口をそろえて
あの人は幸せな人生だったと思うよ。 て言ってた。
肉体がなくなるとその人のエゴも消えてなくなる?
きっとそうなんだろう。欲は肉体が持つものだもんな。 49日間魂は祭壇の上にいるらしいよね。
でもわたしの両親が亡くなった時にはなかった不思議な感覚だった。
この世で1番😖😣☹️だった
義父が最後に教えてくれたんだろう。ありがとう😊
神さま仏さまご先祖さま精霊さま
ありがとうございます🙏
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